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枯れ木 ―怖い思い― その1 2008/11/26 伊鍋 和治

山仕事には危険がいっぱい隠れている。どんなに注意をしていても予期しないことが起こる。

9月のある日、N地区の枯れ木の整理を手伝っていた時のことである。
直径30センチ(それ以上か?)位、樹高15~6メートルの太い枯れ木(樹名不明)を伐倒しようと思い、教科書どおり(?)受け口を入れ心切りまでして追い口を入れた。
生木であればツルが効いてユルユルと傾倒するはずであるが、ツルがポキッと折れて予期しない方向に勢いよく倒れ、7~8メートル下の桜の木に架かってしまった。

ロープを巻いて回そうとしたがYの字に枝分かれした両枝が威張っていて頑として動かない。
取りあえず切り株からはずそうと思い、玉切りしてあったカラマツの丸太で鐘を突くように元口を2~3回突くと切り株から4~50センチ下方(傾斜のため)へストーンと落ちた。
そのはずみで枯れ木が中ほどから二つに折れ、元の方は素直に落ちたが後の半分は折れた所から垂直に落ちると同時に架かっていた桜の木の反動で自分の方へ倒れかぶさって来た、逃げる間がなく地に伏した瞬間枝先が私の左右の地を打った。

幸運なことに私はYの字に枝分かれした谷間に居たのである。枯れ木とは言え地を打っても折れてはおらず、打たれればかなりの衝撃を受けたと思う。
そういう条件下に居たことは偶然であったが、誰かが私を守ってくれたと直感し思わず合掌した。それは萬の神様・ご先祖様・無縁様であったと思っている。

合掌 !

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