市民の森ながの

H20年度 森づくり市民講座 開講 2008年7月26日(土)

「森づくり市民講座」(長野市森林整備課主催、長野地方事務所林務課、ながの環境パートナーシップ会議 「市民の森づくり」 プロジェクト共催)が長野市ボブスレー・リュージュパーク (通称スパイラル) にて開講しました。 参加者は女性2人に男性が18人。 年齢は30歳代から60歳代と広範囲ですが、50歳代と60歳代で70%を占めています。 職業も会社員、農業、主婦、自営業と色々な職業の方が参加されていました。

この講座は山仕事や里山の環境に関心の有る市民を対象に、 山をめぐる様々なことをそれぞれの専門家に講義してもらうもので、11月まで毎月一回、5回にわたって講義を行います。 今年度で3回目の開催となります。

開校式で始まり、ガイダンス、森作りの基本、林業における災害事例と対策の講義があり、 午後からは野外に出ての枝打ちと除伐の実習が行われました。

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午後の枝打ちと除伐の実習は午前中の座学と違い現場にて判断する場面が多くなります。 受講した皆さんも少しのとまどいと、緊張の中で作業をされていました。

しかし時間が経つにつれて、作業も見違えるように手際よくなり、何をどの様にしたらいいのか、どの様な場面が危険でどうすれば良いのかが少しずつ分かってもらえたようでした。

3時間ほどの作業で見違えるように綺麗になった斜面を見返して、ちょっとした達成感も味わってもらえたような気がしています。

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今回は、こちらのメンバーが手いっぱいで、 私も一斑にはまっていたため他班の状況まで把握しておりませんが、 各班長の適切な指導により受講生も良い汗を流したと思います。

なお、今回のハシゴを使っての枝打ち実習は、 時間の都合で全員に体験させることが出来なかったが、 良い実習だったと思います。