今年の林業講座最終回です。
前回に引き続き、市有林での実習でしたが、市有林に入る前にロープワーク。
森の中で木を伐っている時に役立つロープの結び方を3種類学びました。
「ねじむすび」「まきむすび」「もやいむすび」
習っている時は、なんとなく出来るのですが、普段使っていないと忘れてしまうんですよね。
市有林内に入ってからは、かかり木の処理でフェリングレバーでまわしたり、ロープを木に巻きつけてまわしたりするデモンストレーション。
ロープで牽引しての伐倒では、今回初登場の梯子が大活躍でした。
昨年まで使用していたものは、1本梯子というようなもので木に縛り付けても不安定なものだったので受講者に登らせることはなかったのですが、今回使用したものは、2本の梯子を並べてちょうつがいで繋いでいるようなもので木の丸みに合わせて密着するような作りになっているのでベルトで木に固定させると安定しています。
受講者も安心して登っていました。良い道具を使えば、出来ることも変わってきますね。
午後からは、全員で搬出作業を行い、伐倒した木はすべて搬出し、スパイラルの広場まで運搬しました。講座の中で受講者もいっしょになってスパイラルの広場まで運搬するということは昨年まではやっていなかったことです。
実習を終えて、スパイラルに戻ってきてからは、簡単なテストをしたり、全員で集合写真を撮ったりといつもとはちょっと違う講座の終了でした。

2017 林業講座 第5回

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