広葉樹伐採ワークショップに参加してきました。
若穂山新田の砂防堰堤工事予定地の樹木を皆伐するというもので伐った木は薪に利用されるということでした。
広葉樹は枝が多くて樹形が複雑、さらに樹種によっては裂けやすいなどの特性があるため、針葉樹よりも伐採が難しい傾向があるようです。
伐採中の広葉樹が裂けて激突する死亡事故が頻発しているそうで、このワークショップでは広葉樹の安全な伐採技術を身につけるということで作業しました。
実際に伐採していたら、縦に裂け目が入るものが何本かあり、裂けて追い口側に跳ね上がるものもありました。
跳ね上がるのを防ぐ方法としては、伐る位置より少し上にロープを巻いておくのがよいということでした。
また、追い口を入れている時に途中で止めて様子を見ていたりすると裂ける確率が高くなるのでなるべく素早く伐って裂ける前に倒してしまうようにしたほうがいいようです。
直径40cmくらいのシラカバが1本だけあり、これを伐った時には、ツルが10cmくらい残した状態で倒れてしまったものもあり、樹種により倒れ方がだいぶ違うということを再確認させられました。
作業開始時から小雨状態で、午後にはさらに降りだしたため、すべてを伐ることは出来なかったのですが、11名で100本以上伐ったのではないでしょうか。

伐採前
伐採後